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独断専行【どくだんせんこう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

独断専行

【四字熟語】
独断専行

【読み方】
どくだんせんこう

【意味】
独断(自分一人の考えで勝手に決めること)で勝手に事を行うこと。

【語源・由来】
「専行」は「自分だけの判断で行うこと」の意味。「先行」(一歩先に立つこと)と取り違えないよう、気をつけましょう。

【典拠・出典】

【類義語】
我田引水(がでんいんすい)
自分勝手(じぶんかって)
得手勝手(えてかって)
勝手気儘(かってきまま)
・自分本位(じぶんほんい)
手前勝手(てまえかって)

【英語訳】
・Arbitrary decision and execution
・To act on your own authority
・To act arbitrarily without consultation


独断専行(どくだんせんこう)の使い方

健太
体育祭の運営委員会、もめちゃったんだ。
ともこ
どうしてまた?
健太
組み体操の代わりにフォークダンスをって、運営委員長が勝手に決めちゃってさぁ。
ともこ
委員長の独断専行って訳ね。
健太
絶対やりたくないって、委員達が猛反対してるんだよ。

独断専行(どくだんせんこう)の例文

  1. 新任の上司はその独断専行型の手法で、強引に次々と契約を成立させていった。
  2. 周囲への相談もなく、彼が独断専行で事を進めた結果、こんなことになってしまった。
  3. そんなふうに独断専行して大丈夫? 失敗したらひどいよ。
  4. 彼の独断専行ぶりにはとてもじゃないが、付いていけない。
  5. 彼は言うなれば、独断専行、我田引水の人と言える。

まとめ

【独断専行】は「自分一人で決断し、勝手に行う」というネガティブなイメージを含む四字熟語です。結果はどうであれ、「周囲に相談もなく」という点が問題になります。
事を進めるにあたり、全くの相談もなしに行うと、往々にして失敗に帰する場合が多いからでしょう。
もちろんそうしたやり方が問題の無い場合ももちろんありますし、むしろ「船頭多くして船進まず」状態を防ぐ意味でも、時にはこうした行動も必要でしょう。
しかし、常に【独断専行】で事を進めると、人間関係は破綻しかねません。気をつけたいものですね。


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