諸説紛粉の意味(類義語)
【四字熟語】
諸説紛粉
「諸説紛々」とも書く。
【読み方】
しょせつふんぷん
【意味】
いろいろな意見が入り乱れて、まとまりがつかないさま。また、さまざまな憶測が乱れ飛んで、なかなか真相がつかめないさま。
それはつまり、「いろんな意見が飛び交って、何が正しいかわからん状況」ってことやな。
みんなが違うことを言ってて、どれが真実かさっぱりわからへんってことや。
これは、「情報がたくさんあるときは、真実を見極めるのが難しい」って教えてくれる言葉やで。
みんなが違うことを言ってて、どれが真実かさっぱりわからへんってことや。
これは、「情報がたくさんあるときは、真実を見極めるのが難しい」って教えてくれる言葉やで。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)
・甲論乙駁(こうろんおつばく)
・紛紛聚訴(ふんぷんしゅうそ)
諸説紛粉(しょせつふんぷん)の解説
カンタン!解説
「諸説紛粉」は、いろんな人からたくさんの意見や説が出てきて、それが混ざり合ってしまって、どれが正しいのかさっぱりわからない状況を指す言葉だよ。
たとえば、クラスで何をするか決めようとして、みんなからいろんな提案が出てきたとするね。一人はピクニックに行こうと言い、もう一人は映画を見に行こうと言い、また別の人は図書館で勉強しようと言う。それぞれが自分の意見を主張して、でもどれが一番いいのか決まらない。そんな状態を「諸説紛粉」と表現するんだ。
また、「諸説紛粉」は、何か事件が起きたときに、みんながそれぞれ違う見解を持っていて、どれが真実なのか確定するのが難しいときにも使うよ。たとえば、クラスのお菓子がなくなったとき、一人は「誰かが盗んだんだ」と言い、もう一人は「先生が取り上げたんだ」と言い、また別の人は「誰かが間違えて捨てちゃったんだ」と言う。それぞれが自分なりの考えを持っていて、でもどれが正しいのかなかなか決まらない、という状況も「諸説紛粉」って言うんだよ。
諸説紛粉(しょせつふんぷん)の使い方
この絵が、最近イタリアで見つかって、ダヴィンチの作かもしれないという話題の絵なのね?
この絵がダヴィンチの作かどうか、諸説紛粉としているんだって。
いつになったら結果が出るのかしらね?
うーん。分からないけれども、この絵はこの絵できれいだから、誰の作であろうともいい作品だと思うよ。
諸説紛粉(しょせつふんぷん)の例文
- 諸説紛粉、論旨は様々だけれども、どの説からも共通して言えることが一つだけあります。
- この山の名前の由来としては数々の説がありますが、いずれも明確な証拠が無く諸説紛粉の状態が継続しています。
- 恐竜が全滅したことは有名だけれども、理由として、小惑星衝突説、被子植物繁茂説など諸説紛粉としています。
- この病院に遊びに来る猫は、看護婦の話では、三、四匹いるという人あり、いや、十何匹いるんだよという人もあり、諸説粉粉でした。
- その起源は、諸説紛粉としていて定かではない。
また、さまざまな憶測が飛び交って、真相がつかめないような状況も指すんだ。