鉄心石腸の意味(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】
鉄心石腸
【読み方】
てっしんせきちょう
【意味】
鉄や石のように強固な意志と精神のこと。
「鉄心石腸」という四字熟語は、どんな困難が来ても負けない、鉄や石のようにしっかりとした精神を持つことを表しているんだよ。
なるほどな。それは「困ったことがあっても、心をしっかり持って負けへん」ということやな。
鉄や石みたいに固い心で、何があってもびくともせえへん、そんな強さを示す言葉やな。
これは、「何事にも動じない強い心」が大切やってことを教えてくれるんやで。
鉄や石みたいに固い心で、何があってもびくともせえへん、そんな強さを示す言葉やな。
これは、「何事にも動じない強い心」が大切やってことを教えてくれるんやで。
【語源・由来】
「心」「腸」は心臓や腸などの内臓で、心や意志のたとえ。
【典拠・出典】
蘇軾「与李公択書」
【類義語】
・堅忍不抜(けんにんふばつ)
・石心鉄腸(せきしんてっちょう)
・鉄意石心(てついせきしん)
・鉄石心腸(てっせきしんちょう)
・鉄腸石心(てっちょうせきしん)
鉄心石腸(てっしんせきちょう)の解説
カンタン!解説
「鉄心石腸」っていうのは、自分の考えや意志が鉄や石のように固くて、なかなか変えられない状態を表すんだよ。つまり、自分の意志がすごく強くて、誰に何を言われてもブレない、そんな心の強さを指すんだ。
「心」「腸」ってのは、体の中にある心臓や腸を指してるんだけど、ここでは心や意志のことを表しているんだよ。だから、心が鉄のように固く、腸が石のように硬い、つまり意志がすごく強いってことを表しているんだ。
例えば、「彼は鉄心石腸を貫く」と言ったら、その人がどんな困難な状況にあっても、自分の考えを貫き通す、すごく強い意志の持ち主だってことを表してるんだよ。
ちなみに、「鉄心石腸」って言葉の出どころは、蘇軾っていう人が書いた「李公択に与うるの書」っていう作品から来ているんだよ。
鉄心石腸(てっしんせきちょう)の使い方
何で僕は宿題をやりぬくことが出来ないのだろうか・・・。
鉄心石腸をもって信念を貫こうとしていないからよ。勉強を何のためにやるのか、目標がないからそうなるのよ。
そうか。空手は強くなりたい、優勝したいっていう目標があるから、がんばることが出来ているんだね。
そうよ。目標を以て鉄心石腸でがんばるのよ!
鉄心石腸(てっしんせきちょう)の例文
- 鉄心石腸、ともこちゃんは、批判をものともしないで、生徒会長として学校改革を進めました。
- 健太くんは鉄心石腸の持ち主だから、多少の反対意見なんて気にしないで乗り越えていくよ。
- ともこちゃんは、鉄心石腸の意思で、両親の反対を押し切り海外に留学しました。
- 例え批判されても鉄心石腸の意志を貫きます。
- この目標をなしとげることができたのも鉄心石腸の努力があったからです。
鉄心石腸の文学作品などの用例
- 汝は状豆よりも小なれども鉄心石腸、万鈞より重し、<内田魯庵・社会百面相>