悲憤慷慨の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
悲憤慷慨
【読み方】
ひふんこうがい
【意味】
運命や社会の不正などを憤って、悲しみ嘆くこと。
「悲憤慷慨」という四字熟語はね、世の中の出来事や自分の運命に対して、強く悔しさや悲しみを感じて、その情熱を表す言葉なんだよ。
ほな、それは「世の中のことや、自分の運命に対して、がっかりして悲しくて怒る」ってことやな。
つまり、自分の心の中がむくむくと湧き上がってくるような、悲しくて憤る気持ちを表してるんやな。
これは、「感情を隠さずに表す大切さ」を教えてくれる言葉やで。
つまり、自分の心の中がむくむくと湧き上がってくるような、悲しくて憤る気持ちを表してるんやな。
これは、「感情を隠さずに表す大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【語源・由来】
「悲憤」は悲しみ憤ること。「慷慨」は「憤慨」と同じ。憤り嘆く意。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・慷慨悲歌(こうがいひか)
・慷慨悲憤(こうがいひふん)
・慷慨憤激(こうがいふんげき)
・悲歌慷慨(ひかこうがい)
悲憤慷慨(ひふんこうがい)の解説
カンタン!解説
「悲憤慷慨」っていうのは、人がひどいことや不公平なことに対して、すごく悲しくて、すごく怒ることを言うんだよ。例えば、ひどい目に遭ったり、社会が不公平だと感じたりした時、その悲しみや怒りがとても強い状態を指すんだ。
「悲憤」っていうのは、「悲しむ」+「怒る」を合わせた言葉で、すごく悲しくて怒り心に火がつく状態を指すよ。「慷慨」っていうのは、「憤る」+「嘆く」を合わせた言葉で、憤りながら嘆くこと、つまり、強く怒りながら悲しむことを指すんだ。
この言葉は、「慷慨悲憤」って言うこともあるんだよ。どっちの言い方も大丈夫だよ。例えば、「不正の横行を悲憤慷慨する」って言ったら、社会の不公平さやひどいことにすごく悲しくて、すごく怒っているという意味になるよ。
悲憤慷慨(ひふんこうがい)の使い方
おじいちゃんが、政治家の不正を新聞で読むたびに悲憤慷慨しているよ。
そうよねえ。こんな世の中にするためにおじいちゃんたちの世代ががんばってきたわけじゃないものね。
高血圧気味のおじいちゃんが安心して新聞を読めるような、そんな世の中にしていきたいな。
そうね。良い心がけね。
悲憤慷慨(ひふんこうがい)の例文
- 昔の私が聞いたら、きっと悲憤慷慨していたと思います。
- 彼はお酒に酔うと悲憤慷慨し始め、最後には説教が始まります。
- 彼は、自分の実力を監督にみとめてもらえないと悲憤慷慨しています。
- 悲憤慷慨して、私に泣き言を言いに来ました。
- 軍事介入して、大勢の犠牲者が出たというニュースに悲憤慷慨していました。
悲憤慷慨の文学作品などの用例
- 松岡は、悲憤慷慨の色をかくさず、自らの言葉に酔うようにして、たたみかけた。他の外務官僚の全権にはできぬ大演説であった。<城山三郎・落日燃ゆ>