無私無偏の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
無私無偏
【読み方】
むしむへん
【意味】
個人的な利益や名誉を優先せず、公平に判断・行動するさま。
ええな、それはつまり、「自分のことばっかり考えず、みんなを公平に考える」ってことやな。
一方に偏ったりせず、みんなに対して公平になることやね。
これは、「公平であることの大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
一方に偏ったりせず、みんなに対して公平になることやね。
これは、「公平であることの大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
【語源・由来】
「私」は自分勝手に物事を行うこと。「偏」は判断が偏っている意。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・厳正中立(げんせいちゅうりつ)
・公平無私(こうへいむし)
・是是非非(ぜぜひひ)
・不偏不党(ふへんふとう)
・無偏無党(むへんむとう)
無私無偏(むしむへん)の解説
カンタン!解説
「無私無偏」っていう言葉は、自分のことだけ考えず、公平でフェアな判断や行動をすることを表しているんだよ。
「無私」とは、自分だけの利益や名誉を一番に考えることなく行動すること。「無偏」っていうのは、何かを判断するときに、先入観や偏見に左右されず、公平に考えることだよ。
例えば、「無私無偏の裁決」という言葉は、裁判官が自分の利益や感情に左右されず、公平に、全ての事実や証拠を元に判断を下した、という意味になるんだよ。つまり、自分の都合を押し付けず、フェアに物事を見て判断を下すこと、それが「無私無偏」なんだよ。
無私無偏(むしむへん)の使い方
ともこちゃん。僕は、将来、裁判官になりたいと思っているんだ。正義感にあふれて格好いいよね。
健太くんには無理よ。
なんで?テストでいつも0点だから?今からがんばれば成績が伸びるかもしれないじゃないか?
成績じゃなくて、裁判官は無私無偏でいなくてはいけないのに、健太くんは、きれいな人には情状酌量をしてしまうと思うからよ、
無私無偏(むしむへん)の例文
- 彼女は、無私無偏な先生なので、皆から愛されています。
- 無私無偏な人事を行うことで社員のやる気を引き出しています。
- 無私無偏な政治家がもとめられています。
- 自分の思いを消して無私無偏であることは難しい。
- 実の子供が生徒として同じ学校にいると、無私無偏でいられなくなる。
つまり、公平な立場で考える、という意味合いがあるんだ。