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公平無私【こうへいむし】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳)

公平無私

公平無私の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
公平無私

【読み方】
こうへいむし

「公平にして私無し」とも読む。

【意味】
私的な感情や利害をはさまず、公平に判断すること。

四字熟語の博士
「公平無私」という四字熟語は、どちらか一方に偏らず、平等に行動し、自分の欲や思い入れを抑えることを表しているんだよ。
自分の利益を追求せず、公平に事を進めるという意味が含まれているんだ。
助手ねこ
それはつまり、「みんな同じように扱って、自分の欲ばり心を出さない」ってことやな。
自分のことばかり考えずに、みんなを公平に見て物事を進めるんやな。
これは、「公平に行動し、自分の欲を抑える大切さ」を教えてくれる言葉やで。

【語源・由来】
「無私」は私心がないこと。

「私」を「視」と書き誤らない。

【典拠・出典】
韓詩外伝』「七」

【類義語】
厳正中立(げんせいちゅうりつ)
・公正平等(こうせいびょうどう)
・公正無私(こうせいむし)
公明正大(こうめいせいだい)
・是々非々(ぜぜひひ)
無私無偏(むしむへん)

【対義語】
依怙贔屓(えこひいき)

【英語訳】
fair and disinterested、impartiality、fair play、impartial and disinterested

公平無私(こうへいむし)の解説

カンタン!解説
解説

「公平無私」というのは、ちゃんと全員に平等に接したり、自分だけを考えずに、みんなのことを考えるような状態を指すんだよ。

「公平」というのは、誰に対してもフェアに、公正に接すること。「無私」とは、自分のことだけを考えずに、自分以外の人たちのことも考えることだよ。

例えば、「公平無私な態度で臨む」と言うときは、「自分だけのためではなく、公平に、みんなのことを考えて行動する」という意味になるんだ。ちなみに、この四字熟語の出どころは、「韓詩外伝かんしがいでん」っていう古い中国の本から来ているんだよ。

公平無私(こうへいむし)の使い方

健太
今日仲の良い友達と喧嘩してしまったんだ・・・。
ともこ
いったいどうして喧嘩してしまったの?彼とはとても仲良しだったじゃない。
健太
これには理由があるんだ。公平無私な君の意見を聞かせてほしいんだ。
ともこ
わかったわ。まず、何が原因かを教えてちょうだい。

公平無私(こうへいむし)の例文

例文
  1. 市長の汚職によって、議会は公平無私な第三者委員会を立ち上げた。
  2. 僕は依怙贔屓な先生よりも公平無私な先生の方が好きだ。
  3. 君のしっかりとした公平無私な判断を期待しているよ。
  4. 公平無私な第三者委員会の見解によると、前の市長が全ての諸悪の根源だという結果に行きついた。
  5. 大手企業の人事部長は、縁故採用を受け入れずに、公平無私な採用指針を提示した。
  6. 我が社の社長は、公平無私な判断で着々と業績を伸ばすことに成功した。
  7. この法案に対して、率直に公平無私な意見をお願いいたします。

公平無私の文学作品などの用例

  1. 君子は公平無私で、広く天下を友とするものじゃ。小人はこれに反して、好悪や打算で交わる。<下村湖人論語物語>

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