【四字熟語】
公平無私
【読み方】
こうへいむし
「公平にして私無し」とも読む。
【意味】
私的な感情や利害をはさまず、公平に判断すること。
【語源・由来】
「無私」は私心がないこと。
「私」を「視」と書き誤らない。
【典拠・出典】
『韓詩外伝』「七」
【類義語】
・厳正中立(げんせいちゅうりつ)
・公正平等(こうせいびょうどう)
・公正無私(こうせいむし)
・公明正大(こうめいせいだい)
・是々非々(ぜぜひひ)
・無私無偏(むしむへん)
【対義語】
・依怙贔屓(えこひいき)
【英語訳】
fair and disinterested、impartiality、fair play、impartial and disinterested
公平無私(こうへいむし)の使い方
今日仲の良い友達と喧嘩してしまったんだ・・・。
いったいどうして喧嘩してしまったの?彼とはとても仲良しだったじゃない。
これには理由があるんだ。公平無私な君の意見を聞かせてほしいんだ。
わかったわ。まず、何が原因かを教えてちょうだい。
公平無私(こうへいむし)の例文
- 市長の汚職によって、議会は公平無私な第三者委員会を立ち上げた。
- 僕は依怙贔屓な先生よりも公平無私な先生の方が好きだ。
- 君のしっかりとした公平無私な判断を期待しているよ。
- 公平無私な第三者委員会の見解によると、前の市長が全ての諸悪の根源だという結果に行きついた。
- 大手企業の人事部長は、縁故採用を受け入れずに、公平無私な採用指針を提示した。
- 我が社の社長は、公平無私な判断で着々と業績を伸ばすことに成功した。
- この法案に対して、率直に公平無私な意見をお願いいたします。
まとめ
依怙贔屓な態度や八方美人の態度をとるよりも、自分の利益や感情を全面的に表に出さず、人のために物事を行える人間になろう。依怙贔屓な態度をとると、必ず自分に返ってくる。良い行いをすれば必ず自分に返ってくる。