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按図索駿【あんずさくしゅん】の意味と使い方や例文(出典・類義語・英語訳)

【四字熟語】
按図索駿

【読み方】
あんずさくしゅん

【意味】
理論だけの実際には役立たない考えや意見のこと。馬に乗ったこともないのに、絵や書物の知識だけで、優秀な馬を見つけようとすること。

【典拠・出典】
漢書』「梅福伝」

【類義語】
・按図求駿(あんずきゅうしゅん)
・机上空論(きじょうのくうろん)
空理空論(くうりくうろん)
紙上談兵(しじょうだんぺい)
按図索驥(あんずさくき)
机上之論(きじょうのろん)

【英語訳】
useless knowledge
impractical or useless theory

useless knowledge は役に立たない知識、impractical or useless theory は空理空論という意味。

按図索駿(あんずさくしゅん)の使い方

健太
夏休みにお父さんと富士山に登ったんだ。
ともこ
すごいわね。
健太
事前にイロイロ調べて行ったけど、按図索駿だったよ。
ともこ
それは大変だったわね。でも次は経験が生かせるわね。

按図索駿(あんずさくしゅん)の例文

  1. どんなに高尚な芸術論を提唱しようと、人の心を打つような作品を発表できなければ、それは按図索駿に等しい。
  2. 彼は按図策駿ともいえる今の政治学を嫌い、国外の政治制度の研究を行い、そのモデルを日本のそれと比較することによって双方の長所と欠点を研究対象とした。
  3. 鳴り物入りで就任した新社長の提案はあまりに按図索駿であり、実際に行動する経営陣をあきれさせた。
  4. その現場を実際に見てきたかのような説得はみごとなものだったが、時をおかず、現実に即していない按図索駿であったことが明らかになった。
  5. その会議は議論が白熱しているように見えたが、参加した誰もが按図索駿ばかり主張し、時間だけが費やされていった。
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