著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

佇立低徊【ちょりつていかい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
佇立低徊

「佇立低回」と書くこともあるが、本来は当て字。

【読み方】
ちょうりつていかい

【意味】
ためらいのために、長い間立ちつくしたり行きつ戻りつしたりすること。

【語源・由来】
「佇立」は、長い間立ちつくすこと。「低徊」は、頭を垂れて物思いにふけりながら、行きつ戻りつすること。「低」「徊」ともに、さまよう。

【典拠・出典】

【類義語】
狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)
首鼠両端(しゅそりょうたん)
遅疑逡巡(ちぎしゅんじゅん)
躊躇逡巡(ちゅうちょしゅんじゅん)

佇立低徊(ちょりつていかい)の使い方

ともこ
健太くん。佇立低徊してどうしたの?
健太
先生のスーツに値札が付いているんだけど、言うべきか迷っているんだ。
ともこ
言ってあげればいいじゃないの。
健太
こういうのって、言った後、お互い気まずくなるよね。

佇立低徊(ちょりつていかい)の例文

  1. 佇立低徊している健太くんは、織の中のオラウータンのようでした。
  2. ともこちゃんは手紙を渡すべきかどうか悩み、佇立低徊していました。
  3. 迷いが生じている健太くんは、佇立低徊していて、少し怪しい人に見えました。
  4. 入り口で佇立低徊している健太くんは、他の人の邪魔になっているようです。
  5. ともこちゃんは、長い間佇立低徊した後、決意を固めました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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