【四字熟語】
越俎之罪
【読み方】
えっそのつみ
【意味】
自分の分をこえて他人の権限を侵す罪。
【典拠・出典】
『荘子』「逍遥遊」
【類義語】
・越権行為(えっけんこうい)
・越俎代庖(えっそだいほう)
越俎之罪(えっそのつみ)の使い方
ともこちゃん。彼のことが好きなんでしょう?代わりにともこちゃんの気持ちを伝えてこようか?
余計な真似はしないで。越俎之罪よ。
そうだよね。自分で伝えないと意味が無いよね。
そうよ。ちゃんと自分の口で伝えるわ。
越俎之罪(えっそのつみ)の例文
- 平社員が社長の経営戦略について意見するなんて越俎之罪です。
- 看護師が、医師の診断に物申すなんて越俎之罪だ。
- 私が、君たち夫婦の離婚訴訟について何か意見を言うのは越俎之罪で、弁護士に聞いたほうが良い。
- スーパーの陳列方法に口を出すなんて、お客様とはいえ、越俎之罪です。
- 学校の方針に文句を言うのは、PTAであっても越俎之罪です。