【四字熟語】
傲岸不遜
【読み方】
ごうがんふそん
【意味】
おごり高ぶっていばるさま。思い上がって人に従わないさま。
【語源・由来】
「傲岸」はおごり高ぶって人にへりくだらないさま。「不遜」は思い上がって人を見下すこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・傲慢無礼(ごうまんぶれい)
・傲慢不遜(ごうまんふそん)
・傲岸無礼(ごうがんぶれい)
・傲岸不屈(ごうがんふくつ)
【対義語】
・温厚篤実(おんこうとくじつ)
・平身低頭(へいしんていとう)
【英語訳】
very conceit
conceitは「慢心」という意味の名詞。
英文例
彼女はとても傲岸不遜で嫌われていた。She was hated from everyone because she was very conceit.
英文例
彼女はとても傲岸不遜で嫌われていた。She was hated from everyone because she was very conceit.
傲岸不遜(ごうがんふそん)の使い方
今度の転校生、頭は良さそうだけど、なんだか感じが悪くない?
そうだね、ちょっと話したんだけど、威張っているというか、態度がでかいというか
ちょっと傲岸不遜な感じね。
でもいいところもあるかも?なんにせよ、つきあいは始まったばかりだからね
傲岸不遜(ごうがんふそん)の例文
- うちの上司は人付き合いが苦手で、一見すると傲岸不遜な印象を持ってしまうが、実は根はやさしくて部下思いの、とても良い人だ。それだけに第一印象が悪いのがかわいそうだと思う。
- 彼はたしかに頭は良いのだが、非常に傲岸不遜で、なんとなく人を見下したところがある。話してみると意外といい人なので、あの態度を改めればよいのに、といつも思う。
- 彼女とは長い付き合いなので、内面がどんな人なのか知っているから腹も立たないが、あんなに傲岸不遜な態度で人と接していると、嫌われるだろう。
- 今年の新入社員の中には、傲岸不遜とまでは言わないが、社会人として目上の人間に接するときのマナーがなっていない者もいる。
- いくら自分に自信があっても、傲岸不遜に人と接するのは良くない。
まとめ
「傲岸」はおごり高ぶって人にへりくだらないさまを、「不遜」は思い上がって人を見下すことから、傲岸不遜(ごうがんふそん)は、おごり高ぶっていばるさま。思い上がって人に従わないさまを意味する言葉となりました。いくら才能に秀でていたとしても、傲岸不遜(ごうがんふそん)な態度をとらないよう、十分に注意しましょう。