【四字熟語】
飛揚跋扈
【読み方】
ひようばっこ
【意味】
強くてわがままに振る舞うたとえ。また、臣下がのさばり君主をしのぐたとえ。
【語源・由来】
猛々しい鳥が飛び上がり。大きな魚が跳ね上がるという意味。常識や規則などを無視して横暴な振る舞いをすることをいう。「飛揚」は猛禽が飛び上がること。「扈」は魚を捕らえるための水中の竹垣のことで、「跋扈」は大魚がその竹垣を飛びこえて逃げること。
【典拠・出典】
『北史』「斉神武紀」
【類義語】
・跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)
・横行闊歩(おうこうかっぽ)
飛揚跋扈(ひようばっこ)の使い方
健太くんのクラスはいつも騒がしいわよね。一体どうなっているの?
僕のクラスは、不良たちが飛揚跋扈していて荒れているんだよ。
先生は何をしているの?
先生は不良を怖がって見てみぬふりをしているんだ。誰かどうにかしてほしいよ。
飛揚跋扈(ひようばっこ)の例文
- 米蔵ではネズミが飛揚跋扈し、大変なことになっていました。
- 私の大事な畑にアブラムシが飛揚跋扈していたので、テントウムシを解き放ちました。
- 飛揚跋扈していた悪の組織を一掃しました。
- 警察の目が届かない田舎なので、悪党が飛揚跋扈しています。
- ギャングが飛揚跋扈しているので、この町は住みたいまちワーストワンです。