【四字熟語】
蓬頭垢面
「垢面蓬頭」ともいう。
【読み方】
ほうとうこうめん
「ほうとうくめん」ともいう。
【意味】
身だしなみに無頓着で、むさくるしいこと。また、疲れ切った貧しい様子。乱れた髪と垢まみれの顔の意から。
【語源・由来】
「蓬頭」は、よもぎのような、ぼさぼさに乱れた髪。「蓬」は、よもぎの意。「垢面」は、垢まみれの顔。
【典拠・出典】
『魏書』「封軌伝」
【類義語】
・敝衣蓬髪(へいいほうはつ)
・蓬頭乱髪(ほうとうらんぱつ)
・蓬髪垢面(ほうはつこうめん)
・囚首喪面(しゅうしゅそうめん)
蓬頭垢面(ほうとうこうめん)の使い方
うぎゃあ。健太くん。何日お風呂に入っていないの?
二週間くらいかな。そんなにぼさぼさかな。
まさに蓬頭垢面。ぼさぼさどころじゃないわよ。
二週間ぶりにお風呂に入ろうかな。
蓬頭垢面(ほうとうこうめん)の例文
- お見合いの席に来た男性は、蓬頭垢面ないかにもモテなさそうな人でした。
- 先生は寝食を忘れるほど研究に没頭し、その姿は蓬頭垢面で、高名な科学者には見えなかった。
- 健太くんは蓬頭垢面な身なりで、服装に頓着しない人だ。
- 蓬頭垢面な健太くんは、デパートに入り白い目で見られた。
- 健太くんは恋をして、蓬頭垢面の風体を改めました。