著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

放縦懶惰【ほうしょうらんだ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

【四字熟語】
放縦懶惰

【読み方】
ほうしょうらんだ

「ほうじゅうらんだ」とも読む。

【意味】
勝手気ままに振る舞い、仕事もせずに遊興にふけること。

【語源・由来】
「放縦」は、わがまま、気まま。また、気ままに振る舞うこと。「縦」は、ここでは、気まま。「懶惰」は、なまけること。おこたること。「懶」「惰」ともに、なまける。

【典拠・出典】

【類義語】
・放縦惰弱(ほうしょうだじゃく)

【対義語】
謹厳実直(きんげんじっちょく)
方正謹厳(ほうせいきんげん)

放縦懶惰(ほうしょうらんだ)の使い方

ともこ
健太くんのお兄さんは引きこもっているんだっけ?
健太
そうなんだ。自分の部屋が、まるで漫画喫茶やインターネットカフェのように毎日だらだらと楽しんでいるよ。
ともこ
まさに、放縦懶惰ね。
健太
両親が定年退職して稼ぎが無くなったら、どうするつもりなんだろうね。

放縦懶惰(ほうしょうらんだ)の例文

  1. 健太くんの放縦懶惰ぶりは許せない。
  2. 放縦懶惰している奴らを尻目に、健太くんたちはせっせと仕事をしました。
  3. 庶民の気持ちは、放縦懶惰する上級国民には理解できないだろう。
  4. 30歳を過ぎても健太くんの放縦懶惰ぶりは変わらない。
  5. 大災害が起きて、放縦懶惰している場合ではなくなった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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