【四字熟語】
放蕩三昧
【読み方】
ほうとうざんまい
【意味】
勝手放題にすること。酒や女におぼれて品行が悪く、勝手気ままなこと。
【語源・由来】
「放蕩」は酒食におぼれて勝手気ままな行動をすること。「三昧」はそのことに夢中になって他をかえりみないこと。
【典拠・出典】
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【類義語】
・放蕩不羈(ほうとうふき)
・放蕩無頼(ほうとうぶらい)
・淫虐暴戻(いんぎゃくぼうれい)
・流連荒亡(りゅうれんこうぼう)
放蕩三昧(ほうとうざんまい)の使い方
おじいちゃんが危篤に陥ってしまったんだ。
それは大変。学校に来ている場合じゃないじゃないの。
そうなんだけど、危篤で大変だって時に、放蕩三昧をしていたおじさんが遺産目当てにふらっと帰ってきて、今、とてももめているんだよね。
おじいちゃんは安心して天国に旅立つことができないって言って、元気を取り戻すかもしれないわよね。
放蕩三昧(ほうとうざんまい)の例文
- 放蕩三昧をしていた健太くんは、とても反省しているようでした。
- 健太くんは、若いころの放蕩三昧のせいで肝臓を悪くして生死のはざまをさまよっています。
- 放蕩三昧だった健太くんは、とうとう勘当されてしまいました。
- よりによってなんで、あんな放蕩三昧で品のない男を選んだんだ。
- 放蕩三昧な父は、家では酒を飲み暴れ、外では愛人を何人も囲い、母を泣かせていたようです。