【四字熟語】
伊尹負鼎
【読み方】
いいんふてい
【意味】
大望のために身を落とすたとえ。
【語源・由来】
伊尹は殷の湯王に仕えるため鼎を背負い料理人として近づき、ついに志を果たして宰相になったという故事から。
「伊尹」は中国、殷の代の賢宰相。「鼎」は三本のものを煮るための道具。
伊尹負鼎(いいんふてい)の使い方
将来は歴史に残る名優と言われるような俳優になりたいなあ。
それなら、伊尹負鼎のように、付き人から始めればいいんじゃないかしら?
付き人になって、俳優の演技を盗むんだね。
そうそう。こき使われることで、反骨心が育つし、売れてから調子に乗ってしまうこともなくなるわ。大きく成長できるわよ。
伊尹負鼎(いいんふてい)の例文
- 伊尹負鼎、ビルの清掃員から、そのビルの会社の社長にまで上り詰めました。
- 伊尹負鼎、アルバイトで下積みして経営学を学び、世界の長者ランキングに入るまでになりました。
- 伊尹負鼎、庭師になり社長と仲良くなって、その後、その会社の部長になりました。
- 伊尹負鼎、家政婦としての働きが認められ、その家の会社の重役になりました。
- 伊尹負鼎、警備員をしながら世の中の情報を集め、その情報を基に出世しました。