一顧傾城の意味(出典・類義語)
【四字熟語】
一顧傾城
【読み方】
いっこけいせい
【意味】
絶世の美人のたとえ。美女がひとたび振り返れば君主が惑わされて国を傾ける意「城」はいわゆる城とも町や国の意とも解釈できる。わが国では、「傾城」の意が転じて、遊女の意にも用いる。「一顧、城を傾く」。
ほぅ〜!それは、まるでドラマのヒロインみたいな感じやな。
つまり、美女がちょっと目を向けるだけで、男たちが「おおっ!」って感じでひっくり返るくらいの美しさってことやんか。
こんな美女に会ったら、俺も夢中になるやろな〜。
これは、「とんでもない魅力を持つ女性」って意味やね。
つまり、美女がちょっと目を向けるだけで、男たちが「おおっ!」って感じでひっくり返るくらいの美しさってことやんか。
こんな美女に会ったら、俺も夢中になるやろな〜。
これは、「とんでもない魅力を持つ女性」って意味やね。
【典拠・出典】
『漢書』外戚
【類義語】
・一顧傾国(いっこけいこく)
・傾国美女(けいこくのびじょ)
・傾城傾国(けいせいけいこく)
一顧傾城(いっこけいせい)の解説
カンタン!解説
「一顧傾城」っていうのは、めちゃくちゃ美しい女の人がちょっとだけこちらを見たら、その姿にどっぷりと夢中になっちゃって、全てを失ってしまうほどの影響があるっていう意味だよ。言ってみれば、すごく美しい女の人のことを、この言葉で表すんだ。
「一顧」とは、さっと一度振り向くこと。それだけで「城」っていうのは、城のある町のこと。で、「傾城」っていうのは、その町が壊れちゃったり、倒れちゃうことを言ってるんだ。
ちなみに、この「傾城」っていう言葉は、日本では「遊女」っていう意味も持っているよ。そういえば、この言葉の由来は、ある書物『漢書』から来てて、その中に「一顧すれば人の城を傾け、再顧すれば人の国を傾く」という言葉があるんだ。これって、その美女の魅力がどれだけ強力かってことを伝えてるんだよね。
だから、この四字熟語は、ものすごく魅力的な女の人を指すときに使うんだよ。
一顧傾城(いっこけいせい)の使い方
ともこちゃん。今の人、見た?一顧傾城の美女だったよ。
へえ。そんなにきれいだった?
・・・いや。そうでもないかも。僕の隣にいつも一顧傾城の美女がいたんだった。
今さら言われてもうれしくないわよ。
一顧傾城(いっこけいせい)の例文
- 一顧傾城、美女の基準は時代によって変わるけれども、あの人の美しさは絶対的なものでしょう。
- 一顧傾城、一番有名なのは、やっぱり楊貴妃ですかね。
- 一顧傾城、ともこちゃんは伝説に残りそうなくらい美しい。
- 一顧傾城、絵に描くことが出来ないくらいに美しい。
- 一顧傾城、彼女が歩くと、花が恥ずかしがってつぼみになってしまう位に美しい。
絶世の美女の比喩として使われる言葉なんだ。