石部金吉の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
石部金吉
【読み方】
いしべきんきち
【意味】
非常に物堅く、融通のきかない人。
なるほどな、それはつまり、「絶対に自分の考えを変えへん硬い人」ってことやな。
石や金みたいに固いものを二つ並べて、まるで人の名前みたいに言うんやな。
これは、「頑固な人」を表すための面白い表現やで。
石や金みたいに固いものを二つ並べて、まるで人の名前みたいに言うんやな。
これは、「頑固な人」を表すための面白い表現やで。
【語源・由来】
とても堅い人と言う意味で、硬い物の代表の石と金でできているようだというところからきている。もっと強調して「石部金吉金兜」とも言います。
これに似た言葉に、とても細い人のことを「骨皮 筋右衛門」というのがあります。
「石」と「金」という硬いものを並べて、人名めかしていう言い方。江戸時代から用いられている表現で、古くは女性に対して使った例もある。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・四角四面(しかくしめん)
・杓子定規(しゃくしじょうぎ)
【英語訳】
man of incorruptible character
英語例文
石部金吉のような人だ。man of incorruptible character
石部金吉のような人だ。man of incorruptible character
石部金吉(いしべきんきち)の解説
カンタン!解説
「石部金吉」っていうのは、全然自分の意見を変えない、頑固な人のことを表す言葉なんだよ。想像してみてね、人間が石と金でできてるように、とても硬くて、柔軟性がない人。そんな感じだよ。強調して「石部金吉金兜」って言うこともあるんだ。
同じような表現で、「骨皮 筋右衛門」っていうのがあるんだけど、これはすごく痩せた人のことを指してるんだ。「石」と「金」っていう、硬くて頑丈なものを並べて、それを人の名前っぽく言うんだ。
この「石部金吉」っていう表現は、江戸時代から使われていて、昔は女性に対して使うこともあったんだよ。だから、この言葉を使うときは、頑固な人を表す言葉だと覚えておいてね。
石部金吉(いしべきんきち)の使い方
健太くん、わたしたちの担任の先生はどんな感じ?
しっかりしていて、非常に生真面目で常識のある先生みたいだね。
まるで石部金吉のような人で堅くて、融通のきかない人みたいにみえるね。
でも、几帳面で道徳的にしっかりとした、いい先生みたいだから安心してるよ。
石部金吉(いしべきんきち)の例文
- あんなに融通のきかない石部金吉では、彼女はできないだろう。
- 仕事の相手が石部金吉では、毎日疲れてしまうので、仕事を離れたら付き合いたくない人です。
- 時間や規則にも厳しい石部金吉はあまり関わりたくない人です。
- 彼は融通がきかず、非常に生真面目で堅苦しいだけの石部金吉でユーモアに欠けていて息がぬけないようなひとだった。
- 話し方からすべてが石部金吉の人でした。結婚したら堅固でいい家庭を築いていけそうな人だ。
- どんなに誘っても遊びに出てこない生真面目な彼は、まさに石部金吉である。
石と金、どちらも固いものを使って、人の名前のように描かれているんだ。