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犬馬之歯【けんばのよわい】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
犬馬之歯

【読み方】
けんばのよわい

【意味】
自分の年齢の謙称。

【典拠・出典】
漢書』「趙充国伝」

【類義語】
犬馬之年(けんばのとし)

犬馬之歯(けんばのよわい)の使い方

ともこ
今度の町のお祭りの司会は、やっぱり、健太くんのおじいちゃんにやってもらいたいんだけど。おじいちゃんに聞いてくれた?
健太
それが、おじいちゃんは犬馬之歯を重ねた自分には大したことはできないって言っているんだ。
ともこ
そんなことないのに。良い声をしているから、台本通りにやってくれればいいのよ。
健太
もう一回聞いてみるよ。

犬馬之歯(けんばのよわい)の例文

  1. 犬馬之歯を重ねた私には、こんな大役は無理なので辞退させていただきます。
  2. 犬馬之歯、この年まで結局、何かを成し遂げることなく来てしまった僕がみなさんに教えることは何もありませんよ。
  3. 犬馬之歯を重ねただけだから、こんなお祝いをしてもらうなんてもったいない。
  4. 犬馬之歯を重ねてきただけで、尊敬を得るようなことは何もしていない。
  5. もうすぐ60歳になりますが、犬馬之歯、世の中に杭を残さなかったことが悔いですなあ。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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