奇奇怪怪の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
奇奇怪怪
「奇々怪々」とも書く。
【読み方】
ききかいかい
【意味】
非常にふしぎであやしいようす。たいへん奇怪であること。
「奇奇怪怪」という四字熟語は、普通では考えられないほど、非常に不思議で、ちょっと怪しい様子を表しているんだよ。
それはつまり、「ええっ?信じられへんくらい変なことがおきてるで」ってことやな。
考えられへんくらい不思議で、ちょっとおかしなことが起きてるっていう意味やな。
これは、「世の中には驚くほど変わったことがある」っていうことを教えてくれる言葉やで。
考えられへんくらい不思議で、ちょっとおかしなことが起きてるっていう意味やな。
これは、「世の中には驚くほど変わったことがある」っていうことを教えてくれる言葉やで。
【語源由来】
「奇」「怪」、ともに不思議なさまの意味です。「奇」「怪」をそれぞれ重ねて意味を強めたものです。「奇怪」(あやしい)を強めて、きわめてあやしいことを表します。
【典拠・出典】
韓愈「送窮文」
【類義語】
・怪怪奇奇(かいかいきき)
・怪々奇々(かいかいきき)
・怪絶奇絶(かいぜつきぜつ)
・奇怪至極(きかいしごく)
・奇奇妙妙(ききみょうみょう)
・奇絶怪絶(きぜつかいぜつ)
・奇怪千万(きっかいせんばん)
・奇異荒唐(きいこうとう)
・奇想天外(きそうてんがい)
・奇妙奇態(きみょうきたい)
・不可思議(ふかしぎ)
・複雑怪奇(ふくざつかいき)
【英語訳】
monstrous
very strange
off-the-wall
freaky
flakey
outlandish
freakish
outre
flaky
eccentric
bizarre
gonzo
fantastic
amazing
weird
eerie
奇奇怪怪(ききかいかい)の解説
カンタン!解説
「奇奇怪怪」っていうのは、ほんとうに変で理解できないような出来事や物事のことを表すんだよ。「奇」や「怪」っていう言葉が重ねて使われていて、それによって「すごく不思議で変な」という意味が強調されているんだ。
たとえば、「奇奇怪怪な事件」っていうときは、一体何が起こったのか理解できないほど変な出来事を指すんだよ。これは、「怪怪奇奇」と言い換えることもできるよ。
この言葉の出どころは、韓愈っていう人が書いた「窮を送るの文」っていう文章からきているんだよ。
奇奇怪怪(ききかいかい)の使い方
昨日見た夢が交通事故にあう夢だったんだけど、それが本当にあったの!
え!でも元気じゃない!
うん、実はその夢を見ていたからゆっくり気を付けて歩いていたら、夢に出てきた横断歩道でギリギリ車が目の前に通り過ぎたの。
それはまさに奇奇怪怪、正夢というやつだね。
奇奇怪怪(ききかいかい)の例文
- 奇奇怪怪な出来事が多く気味が悪い。
- 奇奇怪怪なことに、風もないのに突然扉が開いたのであった。
- 誰もいないのに子どもの声が聞こえ、バタバタと足音が聞こえる奇奇怪怪な現象が起こり始めた。
- 祖父が亡くなった数日後、深夜に突然オルゴールが動き出したという奇奇怪怪なエピソードだった。
- 奇奇怪怪な恐ろしい話の多くはこっくりさんと遊んだときの不思議な出来事の話が多くあることに気づいた。
奇奇怪怪の文学作品などの用例
- 部屋の狭さもあるだろう。内外共に、このあたりの生活の奇々怪々もあるだろう。<檀一雄・火宅の人>