著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

窮途末路【きゅうとまつろ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
窮途末路

【読み方】
きゅうとまつろ

【意味】
苦境にいて行きづまり、逃れようもない状態。窮地にあって困りはてること。

【語源・由来】
「窮途」は先のない道、「末路」は道の終わりのことで、道がないために、どこにも行くことができないという意味から。

【典拠・出典】

【類義語】
絶体絶命(ぜったいぜつめい)
・山窮水尽(さんきゅうすいじん)
末路窮途(まつろきゅうと)

窮途末路(きゅうとまつろ)の使い方

健太
ともこちゃんが大好きだった俳優さんが事件を起こしたよね。
ともこ
そうなの。窮途末路、俳優生命の危機よ。
健太
世間の声は厳しいものだし、当分表舞台に戻ることはできないね。
ともこ
でも、またいつかスクリーンで見ることが出来る日が来るって信じているわ。

窮途末路(きゅうとまつろ)の例文

  1. 守護神、健太くんが招いたピンチだったけれども、ベテラン捕手、ともこちゃんが窮途末路のピンチを救いました。
  2. 窮途末路の苦境に追い込まれ、もう、どうしていいのか冷静に判断することすらできません。
  3. 窮途末路の暮らしで、今日を生き延びることで精一杯です。
  4. 窮途末路の僕を救ってくれたのは、ともこちゃんの知恵でした。
  5. 窮途末路、進退窮まりました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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