著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

四海同胞【しかいどうほう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
四海同胞

【読み方】
しかいどうほう

【意味】
世界中の人々はみな兄弟のように仲良くすべきだということ。人は同胞のように親しくなれること。また、礼儀とまごころをもって人に接すれば世の人々は兄弟のように親しくなれるということ。

【典拠・出典】
論語』「顔淵」

【類義語】
四海兄弟(しかいけいてい)

四海同胞(しかいどうほう)の使い方

健太
歴史の勉強をしていると、人間は、ずっと戦いを繰り返しているよね。
ともこ
本当にそうよね。戦争の歴史よね。
健太
せっかく、四海同胞という良い言葉があるのにな。
ともこ
同じ人間同士仲良くすることができたらいいわよね。

四海同胞(しかいどうほう)の例文

  1. 四海同胞の理想を実現するために、僕は世界に飛び出します。
  2. 肌の色が異なっても、みんな同じ人間なんだという認識を持たないと、四海同胞の世界は到来しません。
  3. 健太くんは、四海同胞主義者なので、戦争を憎んでいます。
  4. 四海同胞主義のあの国が、隣の国を侵攻するなんて信じられない話です。
  5. かつての敵国であろうとも、四海同胞の精神で仲良く手を取り合って協力していくべきです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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