【四字熟語】
櫛風沐雨
【読み方】
しっぷうもくう
【意味】
非常に苦労することのたとえ。風雨にもめげずよく働くこと。
【語源・由来】
「櫛風」は風が髪をくしけずり、「沐雨」は雨が体を洗うこと。風雨にさらされながらも仕事に奔走することのたとえ。
【類義語】
・櫛風浴雨(しっぷうよくう)
・風鬟雨鬢(ふうかんうびん)
・風櫛雨沐(ふうしつうもく)
・沐雨櫛風(もくうしっぷう)
櫛風沐雨(しっぷうもくう)の使い方
このりんごおいしいね。
そうでしょう?リンゴ農家の方が、櫛風沐雨、台風の日にも身を挺して守り抜いたリンゴなのよ。
この何とも言えない甘みは、リンゴ農家さんの努力と愛情だね。
そうよ。じっくりかみしめて食べてね。
櫛風沐雨(しっぷうもくう)の例文
- 消防団の人たちが、櫛風沐雨の努力をしてくれたおかげで、川が氾濫した時、たくさんの人の命が救われました。
- 大人になって櫛風沐雨の日々を送ってきた健太くんの顔には、昔のおもかげがありませんでした。
- 櫛風沐雨の苦労がいずれ報われる日がくるといいですね。
- 今年の夏は台風が多く、櫛風沐雨、稲が倒れないか豪雨の中、何度も様子を見に行きました。
- 彼は日本にオリンピックを誘致するために、櫛風沐雨、東奔西走しました。