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車蛍孫雪【しゃけいそんせつ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
車蛍孫雪

【読み方】
しゃけいそんせつ

【意味】
苦学のたとえ。

【語源・由来】
車胤は蛍の光で読書し、孫康は月明かりの下で雪に照らして書物を読んだ。

【典拠・出典】

【類義語】
蛍雪之功(けいせつのこう)
車胤聚蛍(しゃいんしゅうけい)
孫康映雪(そんこうえいせつ)

車蛍孫雪(しゃけいそんせつ)の使い方

健太
貧しかったおじいちゃんは、若いころ車蛍孫雪を積んだんだって。
ともこ
へえ。だからあんなに立派なのね。
健太
そうなんだ。社会人になった時も弱音を吐かず誰よりも努力する姿勢が認められて、どんどん出世したそうだよ。すごいよね。
ともこ
感心していないで、いつもテストで0点をとっている健太くんは、おじいちゃんを見習うべきよ。

車蛍孫雪(しゃけいそんせつ)の例文

  1. 車蛍孫雪を積んで、苦労を知っている彼こそ総理大臣にふさわしい。
  2. 諸先輩方が、車蛍孫雪を積んで欧米諸国に負けない国を作ろうと努力してくれたおかげで、今の豊かさがある。
  3. 貧しくても夢をあきらめず車蛍孫雪を積み、成功をつかみました。
  4. 彼女は今でこそお金持ちで優雅な暮らしをしているけれども、車蛍孫雪を積んで相当努力したんですよ。
  5. 車蛍孫雪を積んできた彼は、心が鋼のように強く、多少のことではへこたれない。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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