【四字熟語】
天威咫尺
【読み方】
てんいしせき
【意味】
天子の威光が眼前にあること。天子に近づき恐れ多いこと。
【語源・由来】
「天威」は天帝の威力、天子の威光。「咫」は八寸、「咫尺」は間近な距離のこと。
【典拠・出典】
『春秋左氏伝』「僖公九年」
【類義語】
・天顔咫尺(てんがんしせき)
天威咫尺(てんいしせき)の使い方
天皇陛下に近づくにはどうすればいいのかな?
近づくだなんて天威咫尺、直接見るだけでも恐れ多いことなのよ。
でも、日本の象徴である天皇陛下にお仕えしたいじゃないか。
じゃあ、宮内庁に入庁すればいいんじゃないかしら。天威咫尺することができるわよ。
天威咫尺(てんいしせき)の例文
- 健太くんは天威咫尺、天子のそばに侍ることができるような家柄です。
- 春の園遊会で天威咫尺することができるなんて、大変恐れ多いことです。
- 天威咫尺するために一生懸命勉強をして教養やマナーを身に着けました。
- 失礼があったら成敗されるので、天威咫尺することは命がけです。
- 健太くんは暴漢から天子を守ったあの日から、天威咫尺することを許可されています。