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不謹慎【ふきんしん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
不謹慎

【読み方】
ふきんしん

【意味】
つつしみのないこと。ふまじめ。「―な態度」

【語源由来】
語源・由来の明確なものは分かりませんが、江戸時代の武士の刑罰の一つに「謹慎(慎み)」というものがありました。遠慮(えんりょ)・逼塞(ひっそく)・閉門(へいもん)・蟄居(ちっきょ)などがあり、すべて自宅に籠り活動を休止することを言いました。このような己の行動を律し慎むことをしない言動や人を『不謹慎』と表しました。

【類義語】
軽率・不心得・無神経


不謹慎(ふきんしん)の使い方

ともこ
健太くん。この間のSNSの授業ね、なんと!先生が原因だったらしいわよ!

健太
えー!そうなの?なんだかがっかりだなぁ…。

ともこ
テストの採点の様子を動画に流したらしいわよ。不謹慎極まりないわよね。

健太
そんな様子を流して何を主張したかったんだろうね…。困ったもんだよ。

不謹慎(ふきんしん)の例文

  1. お葬式で思わず笑ってしまう母の不謹慎な行動を心理学ではカリギュラ効果と言うそうだ。
  2. 災害時に緊張した空気をほぐそうとお笑い芸人のネタをしたら不謹慎だと言われてしまった。
  3. 不謹慎ではないか、コンプライアンスに引っかからないか、ばかりを考えていたらテレビはつまらなくなってしまう。
  4. 不幸があった人の前で葬儀屋の裏話などをして不謹慎であったと心底反省した。
  5. 政治家は不謹慎ということばを知らないのだと思う。
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