【三字熟語】
半人前
【読み方】
はんにんまえ
【意味】
技能や経験が不足して、人なみの半分ほどの働きしかできないこと。「仕事の腕(ウデ)は―だ」
【語源由来】
「前」には、それに相当する分量という意味があり「一人前」などと用いられます。「一人前」はりっぱな大人に対して用いられますので、ここで言う「半人前」とは、それに満たない未熟な者を指して表されます。
【類義語】
青二才・未熟者
半人前(はんにんまえ)の使い方
健太くん、新しい道場生の子のようすはどう?
うん。毎日ビシバシ鍛えてあげてるよ‼
半人前だと思っていたのに、そんなこと言えるなんて健太くんも立派な先輩ね。
よせやい‼
半人前(はんにんまえ)の例文
- いつまでも半人前だとぼくを認めてくれない祖父に将棋で挑む。
- 私が立派な店を構えられたのは半人前から育ててくれた親方のおかげだ。
- あの小僧はまだ半人前だが勘がいいので油断してたら追い抜かされるぞと師匠にゲキを飛ばされた。
- 彼は入社して3年が経つが部長からはまだまだ半人前だとしごかれている。
- 我が社の大切な取引先との商談を任されて半人前だが少しでも結果が出せるように頑張ろうと思う。