著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

突拍子【とっぴょうし】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
突拍子

【読み方】
とっぴょうし

【意味】
調子が外れていること。また、普通の程度から大きく外れ、意外であること。特に「突拍子もない」の形で、思いもよらない、とんでもなく調子外れな言動などを表します。この「ない」は、打ち消しではなく程度を強める働きをします。

三字熟語の博士
「突拍子」は調子が外れていることだよ。「突拍子もない」と言うと、思いがけない、とんでもないことを表すんだ。
助手ねこ
誰も思いつかないような発想を聞いたら、「突拍子もない」って言えるんだニャ!

【語源・由来】
古い音楽で調子を急に変える奏法の「突拍子」と関係があるとされます。音楽上の用法については、打楽器の奏法や歌い方に結びつける説明がありますが、一つの説に限定することはできません。そこから普通の調子から外れるという意味に広がったと考えられています。

【類義語】
突飛、奇抜、思いもよらない、調子外れ(「突拍子もない」に近い表現)。「意外」は予想と異なること全般を指し、必ずしも常識外れという意味ではありません。


突拍子(とっぴょうし)の使い方

ともこ
健太くん、次の自由研究は何を調べるの?

健太
雲の形を全部集めて、動物園みたいな図鑑を作るつもりだよ!

ともこ
それは突拍子もない発想ね。でも、観察するのは面白そう!

健太
よし、まずは空の写真を撮ってみるよ!

突拍子(とっぴょうし)の例文

  1. 友人が突拍子もない提案をして、みんなが驚いた。
  2. 授業の途中で突拍子もない質問が飛び出した。
  3. 物語の主人公は、突拍子もない計画を思いついた。
  4. 彼は時々突拍子もないことを言うが、発想は豊かだ。
  5. 校庭に海を作ろうという突拍子もない提案に、みんなが目を丸くした。
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