大時代【おおじだい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
大時代

【読み方】
おおじだい

【意味】
ひどく古い時代を思わせる(ようす/もの)。だいじだい。「―な言い方」

【語源由来】
明らかな由来は分かりませんが、歌舞伎などの芸能で奈良や平安の世界を題材にした作品を大時代ものと呼び、明治時代以降にそのような古典演劇を『大時代』と呼んだそうです。

【類義語】
旧式・原始的


大時代(おおじだい)の使い方

健太
ともこちゃん今度のお休みにまた歌舞伎を観に行くの?
ともこ
そうなのよ。お母さんが好きだからついて行ってたら私まで好きになっちゃった。
健太
そうなんだ。でもお話の内容とか分かるの?昔の話過ぎてぼくはつまらないかも。
ともこ
そうね、古典のものはどうしても大時代な印象があるものね。でもアニメが題材の作品もあるのよ。今度一緒に行きましょう。

大時代(おおじだい)の例文

  1. この曲は大時代な歌詞なので若者たちは歌うことを恥ずかしがった。
  2. 祖父はお酒が入ると大時代な物言いになる。
  3. 手紙というのは大時代なアイテムかも知れないがこちらの方がより気持ちが伝わるのだ。
  4. 彼は若いのに動作がものものしく大時代を感じさせる。
  5. 脚本に忠実にすると俳優たちの演技が何とも大時代なものになった。
スポンサーリンク
スポンサーリンク