破魔矢【はまや】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
破魔矢

【読み方】
はまや

【意味】
昔、破魔弓につがえて射た矢。今は、神社で正月のお守り用として売る。

【語源由来】
『破魔矢』の「破魔」とは仏教用語の一つで魔物の力を打ち破り煩悩を消滅させることを言います。江戸時代には武家の初めての男の子の誕生に出世を願って弓矢を贈る風習が定着しました。藁や木で作った的を「破魔」とし、その的を射る矢を『破魔矢』と呼びました。

【類義語】
福矢・破魔弓・正月飾り


破魔矢(はまや)の使い方

健太
あいててて…。
ともこ
あれ、健太くん頭にタンコブ出来てない?
健太
えへへ。昨日、正月飾りの破魔矢で流鏑馬ごっこしてたらお母さんに怒られちゃった。
ともこ
まぁ、罰当たりね。タンコブで済んで良かったと思いなさい。

破魔矢(はまや)の例文

  1. 祖父母に連れて行ってもらった「放射の儀」では破魔矢の威力に興奮した。
  2. 私は毎年、初詣に昨年の破魔矢を持ってくるのを忘れてしまう罰当たりだ。
  3. 息子の初節句に贈られた破魔矢と破魔弓があまりにも立派過ぎてこれからの子育てがプレッシャーである。
  4. この正月も破魔矢を神社で授けてもらう。
  5. あの流鏑馬に使われる矢が破魔矢なのかな。
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