韋駄天【いだてん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
韋駄天

【読み方】
いだてん

【意味】
仏法を守る神。足が速い。「―ぶり」。

【語源由来】
ヒンドゥー教の神様が仏教に取り入れられて守護神となったものである。仏舎利(釈迦の遺骨)を盗み逃げた捷疾鬼(しょうしつき)を追って取り戻した韋駄天が足の速い神様とされる。そこから足の速い人を指して言い、また非常に速く走ることを「韋駄天走り」と言われるようになった。

【類義語】
足自慢・健脚・俊足


韋駄天(いだてん)の使い方

健太
はぁ、先生は空手もかけっこも何でもできて凄いなぁ。
ともこ
健太くん、今度はなあに?なにを落ち込んでいるの?
健太
さっき、先生とかけっこして負けたんだ。手加減もしてくれないんだよ!!
ともこ
あら、健太くんもかなり足は速いわよ。先生が韋駄天だったのよ!そんなに落ち込まないで!!

韋駄天(いだてん)の例文

  1. 彼はこのリレーで韋駄天の称号を手に入れたも同然だ。
  2. 彼は韋駄天であることに誇りを持っている。
  3. 韋駄天走りに感嘆の声があがる。
  4. 韋駄天の由来を見て逃げた捷疾鬼も相当な韋駄天では?と思った。
  5. 一度は韋駄天の速さを体感してみたいものだ。
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