一本気【いっぽんぎ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
一本気

【読み方】
いっぽんぎ

【意味】
ひとすじに思いこむ性質。純な性質。

【語源由来】
「一本」「気」の二つのことばから成ります。「一本」には「一つの方向」や「一筋」という意味。「気」は精神やこころを指します。「一筋のこころ」となり、ある一つの方向に一筋にこころを向ける、一途な性質と解釈されます。

【類義語】
真面目・一途・きまじめ・直向・熱心


一本気(いっぽんぎ)の使い方

ともこ
それにしては健太くん、よく空手を続けているわね。
健太
楽しいから続けていられるんだよ。それに継続は力なりってことばがあるでしょう?
ともこ
すごいわ、健太くん。その一本気な姿勢も秘訣なのかもね。私も何か始めてみようかな?
健太
……空手だけはやめてね。それ以上強くなられたら僕、かなわないよ。

一本気(いっぽんぎ)の例文

  1. 彼は隠しごと一つしない一本気な性格だ。
  2. 彼女の一本気な姿勢に自身の振る舞いを反省した。
  3. 仔犬と一緒にいたいという少年の一本気な想いに胸が締め付けられた。
  4. 父は一本気であちらこちらで諍いになり母を困らせた。
  5. 彼女の一本気な気質が良い方向に向かえばいいんだが。
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