異端児【いたんじ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
異端児

【読み方】
いたんじ

【意味】
各々の分野で正しく中心的なものから外れて特異なものとして見られている人。「球界の―」

【語源由来】
明らかな由来は分かりませんが、『児』には子どもという意味だけでなく、若者・青年という意味もあり、また『異端』な行動を起こす人はたいてい若く、それを『異端児』と表したのではないでしょうか。

【類義語】
型破り・破天荒


異端児(いたんじ)の使い方

健太
ともこちゃん、見てよ!ぼく新しい型を考えたんだ!これどう?これ!どう⁉
ともこ
どう…と言われても。何だろう。駄々っ子が暴れてるようにしか見えないわ…。
健太
えー…。この新しい型を持って空手界の異端児として名を馳せようと考えたのにぃ。
ともこ
やめなさいよ。基本を繰り返し頑張りなさいよ。

異端児(いたんじ)の例文

  1. 彼を異端児として排除したあの業界に成長はない。
  2. 異端児として蔑まれた彼は今では料理界を牽引している。
  3. 異端児として有名だったあの青年実業家がとうとう逮捕された。
  4. 葛飾北斎は浮世絵界の異端児であった。
  5. 馴染めていないという理由で異端児扱いするのはどうかと思うよ。
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