長羽織【ながばおり】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
長羽織

【読み方】
ながばおり

【意味】
羽織の一つで丈が膝下まであるもの。

【語源由来】
和服の種類の一つ。着物の上に着る衣類として羽織があります。元は男性のみが着るものだったそうですが、江戸時代に芸者が着たことから女性に人気となりました。時代の変化と共に羽織の丈の長さが豊富になり、膝下の丈の羽織を『長羽織』と言うようになったようです。

【類義語】
筒袖羽織・単羽織


長羽織(ながばおり)の使い方

健太
この騒動で学校行事なんて全部なくなっちゃうのかなぁ?
ともこ
それは悲しいわ。入学式や卒業式なんて大事な区切りの行事ですもの。
健太
そうだよね。僕、お母さんたちの着物姿が好きなんだよな。
ともこ
いいわよね。長羽織なんて羽織っちゃって粋だもん。見直しちゃうわよね。

長羽織(ながばおり)の例文

  1. 心細かった入学式で長羽織を着た母を見つけてほっとした思い出がある。
  2. 祖母が気に入って着ていたレースの長羽織だが私はそれが嫌いだった。
  3. 母におねだりしている長羽織は羽織紐に天然石があしらわれておりとても素敵なのである。
  4. 友禅模様の長羽織という洒落た出で立ちの女性に目を引かれた。
  5. 着物のマナー本には長羽織はカーディガンのようなものだから室内では脱がなくて良いと書いていた。
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