音沙汰【おとさた】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
音沙汰

【読み方】
おとさた

【意味】
生活・健康などのようすについてのたより。消息。「―(が)ない」

【語源由来】
「音」の意味の一つに「うわさ、評判」の意味合いもあり、「沙汰」は「便り」のことで、「うわさも聞かない、便りもこない」状態のことを指します。つまり「音沙汰がない」というのは、「音(うわさ)も沙汰(便り)もない」という意味で使われます。

【類義語】
声息・報・消息


音沙汰(おとさた)の使い方

健太
はあ、あの子元気でいるかなー。あれっきり音沙汰ないんだー。
ともこ
あら健太くん、誰かのこと考えてるのね。そんなに心配しないで。便りがないのは元気な証拠って言うらしいわよ。
健太
そうだねー。また、僕からパンを貰いにひょっこり公園に顔出すよね。
ともこ
……。もしかして鳩のこと?区別つくんだ……。

音沙汰(おとさた)の例文

  1. 出ていったきり音沙汰なしだった兄がひょっこり帰ってきた。
  2. あの常連客のお爺さんが最近めっきり音沙汰なしで心配している。
  3. 流石にこのまま音沙汰なしってのも気が引けるので電話の一本くらい入れておこう。
  4. 父は勘当したものの音沙汰もない姉を想い毎日泣いている。
  5. あれだけ目をかけてやったのに調子が良くなると音沙汰なしだ。
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