表看板【おもてかんばん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
表看板

【読み方】
おもてかんばん

【意味】
(劇場の)正面にかかげる看板。世間に知られた(特色/代表格の人)。「人権派を―とする」。おもてむきの名目。「医者というのは―で……」

【語源由来】
明確なものはありませんが、何を売りとしているかを表すのに使われるようです。また、歌舞伎の劇場で上演の演目タイトルを記したもので、名代看板。演目の各幕のタイトルを記した小名代看板とがありますが、これらも表看板といった使い方をします。

【類義語】
呼称・名目・肩書き


表看板(おもてかんばん)の使い方

健太
ねえねえ、学校で委員会に入らなきゃいけないんだけど僕はどんな委員会があってるかなぁ?
ともこ
そうねぇ、体育会系の委員会か、声が明るいから放送委員会とかでもいいんじゃない?
健太
そうかー、それも面白そうだね。ともこちゃんはしっかりしてるから風紀委員会とか合ってそうだね。
ともこ
ふふふ……。私、実は品行方正を表看板として裏では……。ふふふ……。

表看板(おもてかんばん)の例文

  1. 待ちに待った公演に赴き表看板を見てより期待が高まった。
  2. 低金利を表看板にしているあの金融業者に祖母は騙された。
  3. あの政党は庶民派を表看板としているが相当あくどい金の使い方をしている。
  4. コメンテーターは表看板として報道記者を目指して人脈を繋いでいる。
  5. 血縁関係と知られたくないのか表看板は店の手伝いということで彼はやってきた。
スポンサーリンク
スポンサーリンク