朧月夜【おぼろづきよ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
朧月夜

【読み方】
おぼろづきよ

【意味】
うす明るい中で、りんかくがぼんやり見えるようす。月夜。

【語源由来】
「朧(おぼろ)」とは、意味にあるようにぼんやりと霞んでいてはっきりしないようすを言います。よって、おぼろげに見える月を朧月と呼び、そのようすを「朧月夜」と表わしました。

【類義語】
おぼろづくよ・朧夜


朧月夜(おぼろづきよ)の使い方

健太
昨日は自由研究の月の観測日だったのにぼんやりしてはっきりと見えなかったよ。
ともこ
健太くん、そういう夜空を朧月夜って言うのよ。
健太
月夜って。だからともこちゃん、月は見えなかったんだよ。
ともこ
ふふ。それでいいのよ。はっきり形が見えないことを言うんだから。ちなみにね、そういう理由から新月でも三日月でも朧月夜って言うのよ。

朧月夜(おぼろづきよ)の例文

  1. あの夏祭りの日は朧月夜で隣にいる彼がどんな表情をしているのかよく見えなかった。
  2. 月のない夜でも朧月夜と言うんだと彼に教わった。
  3. 朧月夜の下で起こった怪奇現象は瞬く間に市中に広まった。
  4. 静かな朧月夜のなか散歩をしていると空を漂っている気分になった。
  5. 朧月夜はいまもたくさんの歌手に歌われている素晴らしい日本の童謡だ。
スポンサーリンク
スポンサーリンク