【三字熟語】
大海原
【読み方】
おおうなばら
【意味】
広々とした海。大海。
【語源由来】
大海原としての語源は不明ですが、海については「う」は「大」が転じた意味、「み」は「水」の意味で「大水（うみ・おほみ）」を語源とする説が一つ。もう一つに日本神話から、「産み」が転じたものであるとの説もあるが、こちらはあまり有力ではないようです。古代には海の果てを「うなさか」といい、「う」の音だけで「海」を意味したと言われています。現代の意味以外に、池や湖など広々と水をたたえた所も「海」と言ったので、この果てしない自然をイメージして「大海原」と表したのではないでしょうか。
【類義語】
大海・大洋・外海・海洋
大海原（おおうなばら）の使い方
今度の空手の試合にともこちゃんが見に来てくれたら頼もしいなぁ。
もちろん応援しに行くけど、どうしたの？そんなに弱気になって情けないなぁ。
そうは言っても心細いよー。試合のコートに立つときなんて大海原に放り出された気持ちになるよ。
だめだめ！自分が一番強いんだって気持ちで立たなきゃ！！
大海原（おおうなばら）の例文
- どこからか飛んできた風船が大海原に沈んでいった。
- 夜の大海原はのっぺりしていて見渡しても何も見つけられなかった。
- 『十五少年漂流記』を読んで大海原に関心を寄せる。
- 目の前に大海原が開けてこれからの楽しい船旅を予感させた。
- 夏の日差しを受けて大海原は一層と輝きだした。
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