【四字熟語】
知崇礼卑
【読み方】
ちすうれいひ
【意味】
真の知者は知識が増せば増すほど、へりくだって礼を尽くすものだということ。
【語源・由来】
「崇」は積む。高くなること。「卑」はへりくだる。低くすること。
【典拠・出典】
『易経』「繋辞・上」
知崇礼卑(ちすうれいひ)の使い方
ともこちゃん。またテストで100点をとったの?もっと自慢すればいいのに謙虚だよね。
知崇礼卑というじゃないの。知識はひけらかすものじゃないのよ。
そこが偉いよね。僕だったら自慢するけどな。
健太くんなら100点の答案を見せびらかしながら学校中を走り回りそうね。
知崇礼卑(ちすうれいひ)の例文
- 知崇礼卑という考えに反して、健太くんは自分の知識を披露したがるから鼻につく。
- ともこちゃんは知崇礼卑というように、クラスの誰よりも賢いのに謙虚で控えめです。
- ともこちゃんはIQが高いけれども、クラスメイトを卑下したり馬鹿にすることなく、知崇礼卑というように礼を尽くした対応をする。
- 健太くんは、歴史に関して造詣が深いけれども、知崇礼卑というように自慢げに語ったりすることはありません。
- 健太くんは賢いゆえに、まさに知崇礼卑な人で、自分の賢さを自慢せず控えめです。