【四字熟語】
彫心鏤骨
【読み方】
ちょうしんるこつ
「ちょうしんろうこつ」とも読む。
「心に彫り骨に鏤む」とも読む。
【意味】
身を削るような苦労をすること。苦心して詩文をつくること。
【語源・由来】
「鏤」は彫りつける、ちりばめるという意味。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・苦心惨憺(くしんさんたん)
・彫肝琢腎(ちょうかんたくじん)
・粉骨砕身(ふんこつさいしん)
・銘肌鏤骨(めいきるこつ)
・粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)
彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)の使い方
健太くん。作文の宿題は完成した?
彫心鏤骨したよ。もう無理かと思った。
そんなに苦労したの?宿題なんてささっと仕上げてしまえばよかったのに。
ささっとできるのはともこちゃんだけだと思うよ。
彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)の例文
- 地震に続き、景気の悪化で彫心鏤骨してきました。
- 原稿用紙1000枚分の小説を書きあげるのは、彫心鏤骨の作業だった。
- 友人の借金の保証人になったばっかりに、彫心鏤骨しました。
- 二十年という歳月をかけて、彫心鏤骨して書き上げた渾身の作品です。
- うんうんうなりながら、彫心鏤骨して俳句を考えていましたよ。