【四字熟語】
朝雲暮雨
【読み方】
ちょううんぼう
【意味】
男女の情愛のこと。
【語源・由来】
中国の楚の壊王が高唐に遊び昼寝をしていたとき、その夢の中で巫山の神女と情を交わし、別れるとき神女が「朝には雲となり夕には雨となってここに参りましょう」と言ったという故事から。
【典拠・出典】
『文選』宋玉「高唐腑」
【類義語】
・雲雨巫山(うんうふざん)
・雲雨之夢(うんうのゆめ)
・楚夢雨雲(そむううん)
・巫山雲雨(ふざんうんう)
・巫山之雨(ふざんのあめ)
・巫山之夢(ふざんのゆめ)
・尤雲殢有(ゆううんていう)
朝雲暮雨(ちょううんぼう)の使い方
健太くん。何か悩みでもあるの?朝からため息ばかりね。
父さんが、兄さんたち夫婦を別れさせようとしているんだ。朝雲暮雨が固い夫婦なんだから簡単に別れるはずがないのに。
何か気に入らないことでもあったのかしら。
兄さんの奥さんが、朝ご飯に父さんが嫌いな納豆を出したんだよ。くだらないよね。
朝雲暮雨(ちょううんぼう)の例文
- 小さいころからあこがれていたともこちゃんと朝雲暮雨の固い契りを結べました。
- 朝雲暮雨を結ぶことなく、病気で死ぬなんて嫌だから意地でも治す。
- ともこちゃんは多分、健太くんと朝雲暮雨を契った仲だから、告白しても無駄だと思うよ。
- あんな可愛い女の子と朝雲暮雨を結べたら幸せだろうな。
- 朝雲暮雨を固く契った仲だったのに、あの素晴らしい愛をもう一度。