人物月旦の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳)
【四字熟語】
人物月旦
【読み方】
じんぶつげったん
【意味】
人物を批評すること。人物の批評。特に著名人についての評論。
「旦」を「且」と書き誤らないように注意しましょう。
それって、「人のことをしっかりと見て、どんな人かを考えて評価する」ってことやな。
友だちのことや、テレビに出てる有名人のことなんかを考えて、どんな人かを評価することやな。
これは、「人を理解するためにはじっくりと観察し評価することが大切」って教えてくれる言葉やな。
友だちのことや、テレビに出てる有名人のことなんかを考えて、どんな人かを評価することやな。
これは、「人を理解するためにはじっくりと観察し評価することが大切」って教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
「人物」は人間そのものを言い換えた言葉。また、人間としての器量・能力、ひとがらも示す。役にたつ人、すぐれた能力の人を敬意を込めて表現する。
「月旦」は毎月のはじめの日のこと。ついたち。また、月旦評のこと。
月旦評とは人物の批評、人物の品定めのこと。
中国後漢(ごかん)の許劭(きょしょう)が毎月一日に従兄弟(いとこ)の請(せい)と、郷里の人々の論評をし合って楽しんだという。
【典拠・出典】
『後漢書』「許劭伝」
【類義語】
・月旦春秋(げったんしゅんじゅう)
・人物批評(じんぶつひひょう)
・舌端月旦(ぜったんげったん)
【対義語】
・皮裏陽秋(ひりのようしゅう)
・皮裏春秋(ひりのしゅんじゅう)
【英語訳】
・A critique of a person
・A critique of well-known person
人物月旦(じんぶつげったん)の解説
カンタン!解説
「人物月旦」っていうのは、色んな人をピックアップして、評価したり、批評したりすることを表すんだよ。特に有名な人について意見を言ったり、評価したりすることさ。「人物評」とも言うよ。
「月旦」っていうのは、月の始まり、つまり「一日」っていう意味なんだ。この言葉の出どころは、「後漢書」という本に出てくる許劭という人から来ているよ。
つまり、「人物月旦」を使うときは、新しい月が始まるごとに、色んな人を取り上げて評価する、みたいなイメージだね。
人物月旦(じんぶつげったん)の使い方
A君は的確な判断力と行動力があるよね。B君は人間としての器が小さいよな。背も小さいだろ?
健太君、あからさまな人物月旦はやめなさいよ。
何で? けっこう皆面白がって聞いてくれてるんだぜ。
健太君が得意になって人物月旦しているのを、馬鹿にして面白がっているのよ。分からないの?
人物月旦(じんぶつげったん)の例文
- さて、それでは新入社員の人物月旦を始めようか。
- インターネットで見れるハリウッドスターのゴシップ記事は、現代の人物月旦のようなものだ。
- 歴史書を読み解くポイントはその時代の背景と、直面している危機を知ることだ。情報としてその時代に活躍する人の人物月旦があるとなお良い。
<竹沢先生と云ふ人/長与善朗>より
話はそれから東西の色々の人物月旦にワタリ、
話はそれから東西の色々の人物月旦にワタリ、
人々について考え、その特性や行動を評価することを意味しているんだ。