【四字熟語】
鵲巣鳩占
【読み方】
じゃくそうきゅうせん
【意味】
他人の地位や成功を横取りすること。または、嫁いできた女性が夫の家をわが家とすることのたとえ。巣作りが得意な鵲の巣に鳩が住み着くという意味。
【典拠・出典】
「詩経」召南・鵲巣
【類義語】
・鳩居鵲巣(きゅうきょじゃくそう)
・鵲巣鳩居(じゃくそうきゅうきょ)
鵲巣鳩占(じゃくそうきゅうせん)の使い方
父さんが、母さんはお嫁に来たときはしおらしくてかわいかったのに、今は、鵲巣鳩占、大きな顔で家の中を取り仕切っているって嘆いていたよ。
健太くんのお母さんは、昔から肝っ玉母さんなんだと思っていたけど、そうじゃない時があったのね。
そうなんだ。それが今では、父さんを顎で使うまでになってしまっているよ。
お母さんが幸せな家庭はいい家庭らしいわよ。健太くんもお父さんも幸せ者ってことよ。
鵲巣鳩占(じゃくそうきゅうせん)例文
- 健太くんは、ともこちゃんの論文を、鵲巣鳩占というように、自分の名で発表し成功しました。
- 鵲巣鳩占のように、他人の地位を横取りする形で出世しても、因果応報、いずれ同じように仕返しされますよ。
- 健太くんの努力の成果をともこちゃんは、鵲巣鳩占、自分の手柄にしました。
- 鵲巣鳩占とか人のお金で生活しているとか言われたくないので、私は自立した女になります!
- 健太くんは、鵲巣鳩占というように、友達をだまして会社を乗っ取り社長になりました。