【四字熟語】
狐死首丘
【読み方】
こししゅきゅう
【意味】
故郷を忘れないことのたとえ。また、物事の根本を忘れないことのたとえ。「狐死して丘に首す」とも読む。
【語源・由来】
「首」は、頭を向けること。狐は死ぬとき、自分のすんでいた穴のある丘の方角に頭を向けるという意から。
【典拠・出典】
『礼記』「檀弓・上」
【類義語】
・越鳥南枝(えっちょうなんし)
・胡馬北風(こばほくふう)
・池魚故淵(ちぎょこえん)
狐死首丘(こししゅきゅう)の使い方
生まれ育った土地って特別だよね。
そうね。私は大きくなったら海外で仕事をしたいと思っているけれども、きっと狐死首丘、日本を恋しく思うでしょうね。
僕も、この土地を出ることになってもまたいつか戻ってくる気がするよ。
戻ってくるときは、故郷に錦を飾りたいわね。
狐死首丘(こししゅきゅう)の例文
- 都会で毎日忙しくしているけれども、狐死首丘、いつも心に田舎の故郷があります。
- 狐死首丘、夏の甲子園では、いつも生まれ育った土地の高校を応援してしまいます。
- 狐死首丘の感からなのか、テレビに故郷が映っているとテンションが上がります。
- 雨の多い土地だったので、狐死首丘、雨が降るたびに故郷を思い出します。
- 狐死首丘、故郷から離れていても、夢の中ではいつも故郷にいます。