【四字熟語】
時雨之化
【読み方】
じうのか
【意味】
いつくしみ深い君主の教化が及ぶことのたとえ。有徳者や聖人の教えが、人民に広がっていくこと。
【語源・由来】
ほどよい時に降る雨が草木を育成させるという意味から転じた。
【典拠・出典】
『孟子』「尽心・上」
【類義語】
・垂拱之化(すいきょうのか)
・垂拱之治(すいきょうのち)
・草偃風従(そうえんふうじゅう)
時雨之化(じうのか)の使い方
日本政府のサイバーセキュリティー戦略を担う大臣がパソコンを使ったことが無いとか、他人の名前を読み間違えるとか、ありえないよね。
日本が慈雨之化を得る日は来るのかしら。
政治家同士の蹴落としあいに忙しくて、国民のことは考えていないのかもしれない。立派な政治家はきっといないんだ。
悲しい事実ね。
時雨之化(じうのか)の例文
- 健太くんの担任の先生は徳のあるひとだったので、時雨之化を得て健太くんの成績は伸びていきました。
- 時雨之化を得た国民は、穏やかな生活を得て、国はさらに栄えました。
- 先生の指導は、まさに時雨之化で、生徒たちは心優しい笑顔あふれる子供たちになりました。
- あの空手の先生がいたときは、時雨之化を得て、空手が大好きな礼儀正しい子たちばかりだったのに。
- 良き師と出会い、時雨之化を得て伸び伸びと育ってくれることを望みます。