【四字熟語】
積羽沈舟
【読み方】
せきうちんしゅう
「積羽舟を沈む」とも読む。
【意味】
小さなものでもたくさん集まれば大きな力になるということ。
【語源・由来】
羽毛のような軽いものでもたくさん積むと、舟を沈めてしまうほどの重さになるという意味から。
【典拠・出典】
『戦国策』「魏策」
【類義語】
・積水成淵(せきすいせいえん)
・積土成山(せきどせいざん)
・羽翮飛肉(うかくひにく)
・群軽折軸(ぐんけいせつじく)
・叢軽折軸(そうけいせつじく)
積羽沈舟(せきうちんしゅう)の使い方
健太くんは投票には行かないの?
行かないんだ。僕が投票に行ってもどうせ決まった人が当選して、世の中は変わらないもの。
積羽沈舟、みんなの一票が大きな力に変わるかもしれないじゃないの。
じゃあ、投票に行ってみようかな。
積羽沈舟(せきうちんしゅう)の例文
- 生徒一人の力では小さすぎるけれども、積羽沈舟、全校生徒の力を合わせれば岩をも動かすことができる。
- 積羽沈舟、小事も積もれば大事になります。
- 世論が、積羽沈舟というように、大きなうねりとなって政府を動かしました。
- 毎日の小さな努力が、積羽沈舟、船を沈めるほどの大きな力となります。
- 少数の意見だからと見くびっていると、積羽沈舟、いずれ大多数となり足元をすくわれますよ。