一味同心の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
一味同心
【読み方】
いちみどうしん
【意味】
同じ目的や志を持つ人々が集まり、心を一つにして協力すること。また、そのように結束した仲間や同志のこと。

「一味同心」は、同じ目標を持つ人たちが心を一つにして協力することだよ。また、そのように結束した仲間のこともいうんだ。単に仲がよいだけでなく、目的を共有して力を合わせるところが大切なんだ。

ニャルほど! 学級発表会を成功させようと、みんなが役割を分担して取り組むようなことなんだニャ。オラ、同じ目的に向かって結束する仲間を表すとわかったニャン。
【語源・由来】
「一味」は、同じ目的や志を持って集まった仲間のこと。「同心」は心や志を同じくすること。二つを重ね、共通の目的に向かって人々が心を合わせることを表す。「一味」は悪事をたくらむ仲間を指す場合もあるが、「一味同心」は悪い目的に限らず、志を同じくして結束することをいう。
【典拠・出典】
『平家物語』巻第四「山門牒状(さんもんちょうじょう)」。「一味同心に僉議して」とあり、三井寺の僧たちが心を合わせて相談し、延暦寺や奈良の寺へ協力を求める牒状を送った場面で使われている。
【類義語】
・一味徒党(いちみととう)
・一味郎党(いちみろうとう)
【関連語】
・一丘之貉(いっきゅうのかく)
「一味徒党」「一味郎党」は仲間として集まることを表し、ときには悪事を企む集団に使われる。「一丘之貉」は似た者同士を非難するときの言葉で、「一味同心」とは意味が異なる。
【英語訳】
to unite for a common purpose
people united in a common cause
英語例文
仲間たちは一味同心して目標に取り組んだ。
The members united to work toward a common goal.
仲間たちは一味同心して目標に取り組んだ。
The members united to work toward a common goal.
一味同心(いちみどうしん)の解説
カンタン!解説
「一味同心」は、同じ目標のために仲間が心を一つにし、協力することだよ。また、志を同じくして結束した人たちを指すこともあるんだ。
「一味」は同じ目的のために集まる仲間、「同心」は志を同じくすること。単に同じ趣味があるだけでなく、一つの目的に向かって行動をともにするところがポイントだよ。
『平家物語』巻第四「山門牒状」には、三井寺の僧たちが「一味同心に僉議して」と相談し、協力を求める手紙を送る場面があるんだ。今でも、みんなが一つの目標を掲げて結束するときに使えるよ。
一味同心(いちみどうしん)の使い方

健太くん、学級発表会の準備は順調に進んでいる?

うん! みんなで成功させようと決めて、準備の仕事も分担しているんだ。

まさに一味同心ね。同じ目標に向かって心を一つにしているのね!

そうなんだ! 全員で力を合わせて、いい発表にしたいな。
一味同心(いちみどうしん)の例文
- 仲間たちは一味同心して、地域の図書館を守る活動に取り組んだ。
- 三井寺の僧たちは一味同心して話し合い、ほかの寺にも協力を呼びかけた。
- 隊員たちは一味同心し、住民を守るという共通の目的に向けて協力した。
- 同じ志を持つ若者たちは一味同心し、新しい活動を始めた。
- 当初は意見の異なる人々もいたが、話し合いを重ねて一味同心となった。
- 農民たちは一味同心の誓いを立て、村の窮状を訴える嘆願書をまとめた。
- 地域の人々は祭りを続けたいという思いで一味同心となり、準備を進めた。


















