【四字熟語】
名存実亡
「名存し実亡ぶ」とも読む。
【読み方】
めいそんじつぼう
【意味】
名前だけが残って実質が失われること。物事が見かけだけになること。
【典拠・出典】
韓愈「処州孔子廟碑」
【類義語】
・有名無実(ゆうめいむじつ)
・虎皮羊質(こひようしつ)
・羊質虎皮(ようしつこひ)
・羊頭狗肉(ようとうくにく)
名存実亡(めいそんじつぼう)の使い方
生徒会って生徒のための生徒による会だよね。
そうよ。生徒たちが楽しく学校生活を送るためにがんばる会よ。
でも、今の生徒会は先生の言いなりで、名存実亡、なくなってもだれも困らないような組織だよね。
残念ながら、健太くんの言う通りよ。だから私が生徒会長に立候補して、生徒会を立て直すわ。
名存実亡(めいそんじつぼう)の例文
- 実力が伴っていない肩書は名存実亡、自ら辞職するべきです。
- 名存実亡で張りぼてのまがい物だから、見た目に騙されてはいけません。
- 働き方改革は名存実亡、結局、残った仕事は家でやらないといけないから、忙しさは変わらない。
- プレミアムフライデーは名存実亡、大抵の人が予想していたことだけれども、もうそろそろ消えてなくなるでしょう。
- 名存実亡な意味のない儀式は、節税のために思い切ってやめてしまいましょう。