【四字熟語】
立錐之地
【読み方】
りっすいのち
【意味】
とがった錐をやっとたてることができるほどのごく狭い土地。
【語源・由来】
「錐」は板などに穴をあける道具、きり。一般には「立錐の余地もない」と使うことが多い。
【類義語】
・立錐之土(りっすいのど)
・置錐之地(ちすいのち)
立錐之地(りっすいのち)の使い方
ともこちゃん。これはひどいね。立錐之地なき人込みだね。
うーん。これはつらい。やっぱり都会は人口密度が違うわね。
おしくらまんじゅうをしているみたいだ。目が回りそうだよ。
はやく用事を終わらせて、人が少ないところに向かいましょうよ。
立錐之地(りっすいのち)の例文
- ゆっくり行っても席は空いているだろうと高をくくっていたら、立錐之地もない盛況ぶりでした。
- 平日はガラガラで閑散としているのに、土日になると立錐之地もない。
- 立錐之地もなく、すりの被害が多発していたので、警察が出動しました。
- 立錐之地もない状態で、全然ステージが見えませんでした。
- 雨の日のバスは、立錐之地もない混雑で、酸欠で倒れそうになります。