【四字熟語】
一碧万頃
【読み方】
いっぺきばんけい
【意味】
青い海や湖などが、限りなく広々と広がっているさま。
【語源・由来】
「碧」は青・青緑で、ここでは海や湖などをさす。「頃」は中国古代の面積の単位。一頃は百畝で、周代では一八二アール。「万頃」は非常に広い意。
【典拠・出典】
范仲淹「岳陽楼記」
【類義語】
・一望千頃(いちぼうせんけい)
・一望千里(いちぼうせんり)
・一望無垠(いちぼうむぎん)
・天涯一望(てんがいいちぼう)
・天涯万里(てんがいばんり)
・眺望絶佳(ちょうぼうぜっか)
・沃野万里(よくやばんり)
【英語訳】
unlimited expanse
一碧万頃(いっぺきばんけい)の使い方
夏休みどこか旅行に行った?
うん、飛行機に乗って沖縄に始めて行ったんだ!
いいなあ、沖縄って海がきれいなんだよね?
沖縄の海は本当にきれいで、まさに一碧万頃の眺めだったよ。
また行きたくなっちゃった!
また行きたくなっちゃった!
一碧万頃(いっぺきばんけい)の例文
- 新しい別荘は海辺の家で、一碧万頃な海の景色にうっとりしてしまう。
- 今年旅行した新潟の海では、一碧万頃の眺めに驚いたことを今でも思い出します。
- 滋賀県の琵琶湖はさすが日本一の湖と思えるほど、一碧万頃の景色で家族全員が一瞬息をのむほどでした。
- 有名なリゾート地モルディブに初めて泊った朝、部屋を出ると、飛び込んできた一碧万頃の眺めに改めて来てよかったとしみじみ思ったものです。
- あの沖縄の一碧万頃な海を見たいがため、普段は質素な生活を過ごし無駄な出費も抑え、毎年のように旅行資金を貯めています。