著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

残虐無動【ざんぎゃくむどう】の意味と使い方や例文(類義語)

【四字熟語】
残虐無動

【読み方】
ざんぎゃくむどう

【意味】
道徳にそむいてむごたらしいこと。

「残虐」は、むごたらしいこと。「残」は、ここでは、思いやりがない。「無道」「非道」は、道徳にそむいていること。

【典拠・出典】

【類義語】
残酷非道(ざんこくひどう)
残忍酷薄(ざんにんこくはく)
残忍薄行(ざんにんはっこう)
残忍非道(ざんにんひどう)
残忍冷酷(ざんにんれいこく)
暴虐非道(ぼうぎゃくひどう)

残虐無動(ざんぎゃくむどう)の使い方

ともこ
健太くん。残虐無動なニュースが多いわね。
健太
そうだね。悲しくなってくるね。
ともこ
残虐無動な事件をなくすにはどうしたらいいのかしら。
健太
思いやりの心を育てることだよね。

残虐無動(ざんぎゃくむどう)の例文

  1. 横断中の歩行者に車で突っ込むという、残虐無動な事件が秋葉原で起きた。
  2. 戦争中、おじいちゃんは、残虐無動な行為をあちこちで見たという。
  3. クジラを食べるなんて残虐無動だという国もあれば、食文化だという国もある。
  4. どんどん残虐無動になっていく未成年の犯罪に、厳罰化の声が上がっている。
  5. 中学受験に失敗したからといって、実の子を殺すなんて、残虐無動な事件だった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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